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子どもの危険な病気のサインを見逃さない為には月齢・年齢によってどういうリスクに違いがあるかを知っておく必要がある

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こんにちは。coletです。

今日は子供の病気についての本を紹介したいと思います。
たまたま見つけた、「子どもの危険な病気のサインがわかる本」について書きたいと思います。

<簡単な感想>
0~6歳のお子さんを持つ方であれば、一読はしてほしい本。
だいたいの風邪は自然に治るけど、風邪に見えて実は怖い病気が隠れている場合がある。
どういう病気・サインがあるのか事前に知っておくだけでも、絶対に役に立つと思います。
よく言われる「子どもは風邪を引くもの、みんなそうだし、風邪もらって強くなる」という考え方はやめて、
ちゃんと子供の症状を見ることが大切だと思います。自分の子供を守るのは親しかいないし、人のせいにできない。

よくある赤ちゃん向けの病気の本↓↓に比べたら、読みにくいです。基本文章ばかり。

私も上記のような本は1冊持っていましたが、ここには「よくある病気」ばかりで、危険なものについては詳しく書かれていません。
個人的には上記のような本1冊と、今回の本を読んでおいて、知識を付けておくのはとてもいいと思っています。

<どんな本?>
・0歳~6歳を対象に、子供の危険な病気のサインを見逃さないようにするための本

風邪は通常自然治癒しますので、怖い病気ではありません。
ところが、一見普通の風邪に見えても実は大変危険な病気であったり、風邪がこじれて重篤な状態に変化することもあります。
サインを見逃さない為には月齢・年齢によってどういうリスクに違いがあるかを知っておく必要があります。
本書の特徴は危険な病気を絞り込んだことにあります。

~著者について~小児外科、小児固形ガン、小児腫瘍科、新生児科を経験。
(色んな科を経験されていて説得力ある。)

0~2か月
免疫力・抵抗力が極めて乏しい
細菌性髄膜炎、敗血症、新生児単純ヘルペス脳炎
化膿性股関節炎
3~11か月
免疫力・抵抗力は依然としてあまり強くありません。
風邪がこじれて気管支炎や肺炎になりやすい月齢
重症肺炎
RSウイルスによって細気管支炎 尿路感染
腸閉塞や腸ねん転、膵・胆管合流以上と言った先天異常に基づく病気が突然姿を現すかもしれません。
1~3歳
免疫力・抵抗力が徐々に紅葉
母親からの抗体は完全になくなるので、0歳児とは異なる感染症にかかる
インフルエンザや、知れに伴う脳症 脳炎 ウイルス性胃腸炎をきっかけに腸重積
川崎病、急性喉頭蓋炎
3歳~
本人の免疫力の強さと関係ない病気はむしろ増えていきます。
虫垂炎 小児がん 若年性特発関節炎
食物アレルギーによるアナフィラキシー
6歳以上
虫垂炎 インフルエンザ脳症
大切なのは、「よく見られる年齢」に当てはまらないと言って、その病気ではないと決めつけないでください。
それでも「よく見られる年齢」は必ず参考になると思います。

この本では、
・月齢、年齢
・危険な病気の名前
・サイン
・対応
この順番で書かれています。このページを見るだけでも、まずはぱっとサインの確認が出来ます。

<受診するときのポイント>
「くう ねる あそぶ なく」が出来ているか
妙に弱弱しいなど親の直観も大切なので、医者に伝える事

午前に受診して、家で様子見て、また不安に思う症状が出たら午後にも受診も有効と書いてありました(先生にも相談が必要と思いますが…)

<頭痛について>
頭痛の大半は安静にして寝かせるのが一番。小児の頭痛はそれだけで治ってしまうことが大半です。
小児の繰り返す頭痛は片頭痛が大半
<脳腫瘍について>
脳腫瘍の痛みは日々どんどんひどくなっていくことが特徴です。頭痛のほかに麻痺などの神経症状があれば、夜間でも受診してください。
最終的にはX線CTかMRIを撮影しなければ脳腫瘍の判断は付きません。CTは被爆するという大きな欠点があります。MRIは未就学児では強い鎮静、あるいは麻酔をかけないと検査が出来ないという欠点があります。
症状を丁寧に聞いて、1~2週間経過を観察すると検査の必要性はおのずとわかってきます。

<感想>
この本でも書いてありましたが、子供の病気で一番命に危険があるのは脳の病気、とのこと…。
検査も難しいし、命に係わるから本当に難しいな…。
脳腫瘍はどうしても対処が1・2週間様子見てとかなので、見つかったとしても腫瘍の病理検査に時間がかかってその間に悪化するなどもあるので、本当に大変な病気だと思います。
息子の場合は神経症状もなかったので、見つけてほしいというのは無理な話だったんだなと改めて思いました。(もちろんどの先生へも責めてはいません)

私自身、生後6か月くらいの時に川崎病(完治)、アトピー(継続)でもあるので、息子の病気や体調に関しては人一倍管理していました。
妊娠中も色々気を遣っていたけど、それでも脳腫瘍は出来てしまった。そして原因も分からないので予防することもできません。
次の子供には元気に長生きしてほしい、と願うしかありません。
難しい病気は、いつ誰がなってもおかしくない。本当にそれを感じることになりました。
脳の病気以外にも危険な病気はあるので、私も勉強します。
お子さんを育てるパパママにはぜひ知っておいてほしいと思います。

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かかりつけ医の先生に、先日息子が亡くなったこと、どういう症状だったかをお伝えできることを手紙に書きましたら、
連絡が来て、昨日先生にお会いしてきました。
私は、ずっと記録してきた育児日誌と、最後を迎えた大学病院の医療カルテを持って。
予防接種の時と、2回息子の体調不良の時にしか話しておらず、ぶっきらぼうな先生でもあるので、正直緊張していたのですが、
カルテの情報や育児日誌をしっかり見てくれました。
先生も長いキャリアですが、脳腫瘍の赤ちゃんは診たことがなかったそうです。(珍しい病気なのでそうだとは思いました)
改めて症状を伝えても、どこを切り取っても「9か月の頃にはよくある事」ばかりで、やはり早期発見は難しいもの。
ただ、少しでも脳の可能性を考えなくてはいけなかったな…と仰っていました。
でも乳児に2回CTをあてると影響が出ると最近言われているから正直とても難しいです、とも。

息子が亡くなった後~私の手紙が届く前に、入院した病院(最期の大学病院ではない)から、実は先生が見ていたお子さんが来て…という話があったそうです。
なので、どういう事が起きていたのか気になっていたのと、私から話すことを有難いって言ってくれました。
病院同士でそういう連絡があったりするんだな~と驚きました。
先生は以前夫が予防接種に連れて行っていたのですが、そこで相談した夜泣きについても、「以前旦那さんが夜泣きが気になるって言ってましたね」って雑談の内容もちゃんとメモされていて、しっかりした先生なんだなと思いました。

私としては、少し気になる症状でもこまめに受診して、最後も病院に入院していたけどそれでも気づかないくらい難しい病気だったから、やれることはやったと思っているんです。それだけが前を向けることになってて、と言ったら、
「そこでもし『先生が見つけてくれなかったら!』と言われたら正直辛いです」と本音を言っていました 笑
子どもたちを助けたいと思わないと、小児科なんてしないですよね。これからも町の子供たちのために頑張ってほしいと思います。
私にとっては初めての子供。両家共に初孫なのですが、先生にも息子と同い年の初孫がいるとのことで、本当に辛いとおっしゃっていました。少し目がうるんでおられて。
ぶっきらぼうだけど、マジメな良い先生だなと思いました。
私に、「気づいたことをちゃんと伝えてくださっていたから、お母さんは全然悪くないですよ」って言ってくれました。
先生の人となりを知ることもできて、自分が傷つくかと思ったけど全然そんなことはなく、結果的にお会いできて良かったと思います。

今でも毎日泣いています。涙って枯れないんだな。
これから幸せなことがあっても、息子がいないので、きっと100%幸福だと思う日は二度と来ないと思います。
私のことを大切にしてくれている人たちがいるから生きなきゃいけない。死ぬほど辛いです。
でも生きなければ。息子の分までやりたいことをちゃんと叶えて、前を向いて。
でも、無理はしない。生きてるだけで頑張ってると今は思います。
今週は四十九日。がんばろう。

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